梅雨が来るより早く夏がやってきそうな気温ですが、子どもたちは元気いっぱいに戸外や室内、様々な場所で遊びを楽しんでいます。

 かぜ組(5歳児)は、家庭で見つけ園に持ってきてくれた青虫をクラスで育てることにしました。蛹になると「揺らしたらダメなんだよ」「見るだけだからね」と、成長をみんなで大事に見守っていました。その蛹が羽化をし、綺麗な蝶になり「本当に蝶になったね」と、嬉しそうな子どもたち。「これはアゲハ蝶だ」と、図鑑を見ながらさっそく確かめる姿もありました。一方で、「虫かごの中は狭いからかわいそう」「お外に出してあげよう」などの声が上がり、みんなでお別れ会をすることに。飛んでいった蝶をみて「ばいばい!」「元気でね」と声をかけて別れを惜しんでいました。

 そら組(4歳児)は、だんごむし探しに夢中です。最初は土の中や草むらを探していましたが、探索を続けていくうちに、だんごむしの隠れ場所を考えて見つけ出せるようになりました。プランターの下には沢山だんごむしがいることを発見。子どもたちから「育ててみたい!」との声が上がり、保育室で観察しています。『住んでいた環境に近い方がいい』と石を入れた子どもたち。「石から動かないから石を食べてる」と考えたり、自分たちが食べている葉野菜のように緑の葉を沢山入れたりと、食べているものにも注目しています。

  そら組(4歳児)がだんごむし探しをする様子を見ていたもり組(3歳児)の子どもたちも、さっそくだんごむし探しに挑戦しました。年上の友だちの様子を真似て、同じ場所を探し、見つからない時には「どこにいるの!」と聞きに行ったりしていました。念願のだんごむしを発見すると「見つけた!」と大喜び。見つけただんごむしは保育者や友だちに見せたり、手の上でじっくりと観察したりして楽しんでいました。

 緊急時の為の訓練を行いました。保育者の話を聞きながら真剣に取り組むことが出来ていました。訓練後に、幼児クラスの子どもたちは警察署の方から、危険な場所や危険な場面に遭遇した時にはどうしたらよいかについての話も聞きました。

渋谷区社会福祉事業団が運営しております、こども園・保育園では園の子ども達の様子や行事の様子を月1回位の割合でご紹介していきたいと思います。写真の掲載についてはご本人の了解を得ております。個人情報になりますので当人の許可なく転載を禁じます。

ページTOPへ