夏の遊び楽しいね!
8月も暑い日差しを避けながら、子どもたちは水遊びやプールを楽しんでいます。しかし、気温が高すぎる日には室内で色水や寒天、氷、スライムなどの感触遊びを楽しんでいます。服や体が濡れることに抵抗があった子どもも少しずつ慣れ、夢中になって遊んでいます。素材に触れた時の心地よさや不思議さなど、子どもたちの興味が広がるような夏ならではの遊びを沢山経験していきたいと思います。
自分だけの色水作り
かぜ組(5歳児)の子どもたちは、カラーセロハンを使って水遊びをした際に、素材から色がにじみ出てくることを発見。この発見から「どんなものから色水ができるかな」と、興味をもつ姿があり、色水作りの実験を行うことになりました。実験をする際に用意したものは、野菜の皮(きゅうり・キャベツ・人参・玉ねぎ・オクラ・サツマイモ)、育てていた朝顔、カラーセロハン、折り紙、画用紙、花紙です。子どもたちが自由に素材を選び、色水を作ることに挑戦しました。素材によっては、想像した色が出なかったり他の色がにじみ出たりと沢山の発見があり、楽しんで活動を進めていました。
「どれにしようかな」(かぜ組)
(かぜ組)
作った色水はボトルに入れて完成!友だちの前で、〈どんな素材を使ったのか〉発表しました。使った素材によって色の出方や、混ざり方が異なったことに気付いて興味津々に聞いていた子どもたち。気づきの視点がさすが年長児だと感じられました。また、『カラーモンスター』という、気持ちを色で表現する絵本に興味をもって見ていたため、作った色水からどんな感情がイメージができるのかも想像してみました。「悲しい」「穏やか」「自然」「嬉しい」など、色から連想して表現していました。子どもたちの感情の複雑さが、言葉として表現されているところが素敵でした。
※絵本「カラーモンスター」 作:アナ・レナス 訳:おおとも たけし 出版社 永岡書店
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