もうすぐ運動会!
9月に入り季節は秋になりましたが、まだまだ暑い日が続きますね。幼児クラスの子どもたちは運動会に向けての準備や練習が始まり一生懸命取り組んでいます。
先日は入退場門の装飾作りをしました。かぜ組(5歳児)の子どもたちが夏の遊びで色々な素材から色水が作れることを発見した経験を活かし、花紙を使って染め紙をすることにしました。異年齢活動の中でかぜ組(5歳児)がもり組(3歳児)とそら組(4歳児)に染め方を教えてあげることにしました。下のクラスの子にかぜ組の子どもが一人ずつ付き、一緒に染めていきました。かぜ組は「花紙を濡れた紙の上に載せると乾いた時に色がつくんだよ!」と優しく教えてあげ、もり組とそら組の子どもたちもお兄さんお姉さんに教えてもらえることを嬉しそうにしていました。どんな模様が出るのか想像がつくかぜ組の子どもたちは、細かくちぎって縞模様になるようにするなど一人ひとり工夫して作っていました。
みんなで作った染め紙に一人ひとりがんばりたいことを書いて、素敵な入退場門ができました。運動会本番が楽しみですね。
新聞紙で遊んでみよう
あひる組(1歳児)では新聞紙遊びを楽しんでいます。新聞紙を一枚貰うとビリビリと破いたり、くしゃくしゃに丸めたりして新聞紙ならではの感触を楽しんでいます。ちぎった新聞紙を布団のようにかけてもらうと目を瞑って気持ちよさそうに眠ったふりをしたり、丸めた新聞紙をボールのように投げたりしています。また洋服の形に切り取った新聞紙と洗濯バサミを用意しておくと、洗濯バサミを上手に開閉して洗濯物のように干して遊ぶ姿も見られました。新聞紙一枚で色々な遊び方を楽しむあひる組の子どもたちでした。
そら組(4歳児)では、新聞紙を使って『新聞紙じゃんけん』というゲームをしました。まず広げた新聞紙の上に乗り、じゃんけんをして、負けた子は新聞紙を半分に折り畳んでいき最後まで新聞紙の上にのっていることが出来た子が勝ちというゲームです。最終的にはつま先立ちや片足立ちをすることになるので、バランス感覚を養うことができる遊びです。子どもたちは勝ちを喜んだり、負けて徐々に小さくなる新聞紙を見て「わぁ!たいへんだ!」と言ったりしながら楽しんで遊んでいました。また最後に秒数で片足でバランスを取る姿も見られました。
同じ新聞紙でも年齢に合わせて色々な楽しみ方がありますね。
渋谷区社会福祉事業団が運営しております、こども園・保育園では園の子どもたちの様子や行事の様子を月1回位の割合でご紹介していきたいと思います。写真の掲載についてはご本人の了解を得ております。個人情報になりますので当人の許可なく転載を禁じます。