発表会がありました
12月14日(土)に幼児クラス(3・4・5歳児)による発表会を開催しました。『お家の人にかっこいい姿を見せたい』と、一生懸命に取り組んでいた子どもたち。発表会に向けた活動の様子をお伝えします。
もり組(3歳児)は「やさいのパーティー大騒ぎ」の劇ごっこをしました。保育者の『様々な食材を好きになってほしい』という願いと、子どもたちが興味をもって栽培物の世話をしている姿を見て、この題材に決めたそうです。登場する野菜たちはクラスのみんなで相談し、人気投票をして決めました。練習に使うお面は、子どもたちが「どんな色だったかな」と、思い出しながら色塗りをしています。野菜になった子どもたちが入る大きなお皿の大道具には、野菜の色の折り紙を思い思いに貼りました。遅番の時間にもそれぞれの役になりきって、友だちと劇ごっこを行って楽しんでいる子どもたちです。
そら組(4歳児)は創作の劇遊びを行いました。4月から『音の探究』の取り組みを行い、探究活動の中で気づいたことや様々な音を発見した子どもたちから「見つけたことをお家の人に知らせたい」という意見が出て、活動にちなんだ劇遊びを行うことになりました。劇の題名や登場人物、劇中歌など、何度もクラスのみんなで話し合いながら劇を作り上げてきました。話し合いの中で「そっちの方がいいかも」「それいいね」など、友だちの思いを受け止めて話を聞いてみようとする姿がありました。友だちが台詞を忘れてしまった時には小さな声で教えてあげ、助け合いながら取り組む姿が素敵でした。
かぜ組(5歳児)は「えんとつまちのプペル」のオペレッタを演じました。様々な絵本を読んでいく中で、特に子どもたちのお気に入りだった作品を題材にしました。絵本を繰り返し読み込み、必要な道具や背景の様子などを友だちと話し合いながら制作を進めていきました。とても長い話であったにも関わらず、自分の台詞や友だちの台詞も覚えていて、スムーズに物語を進めていました。物語の最後には、クラス全員で歌って踊る場面があり、堂々と演じる姿はさすが年長児といったものでした。
(5歳児)
自然物で遊んだよ
あひる組(1歳児)は戸外を散策した際に落ち葉や枝を発見。様々な形、色をした自然物を拾いました。じっくりと観察する子どもたちから「これはレモン」と言う声が。どうして?と保育者が尋ねると「丸くて黄色いよ」と教えてくれました。他にも様々な物に見立てて遊ぶ子どもたちの想像力が素敵でした。
渋谷区社会福祉事業団が運営しております、こども園・保育園では園の子ども達の様子や行事の様子を月1回位の割合でご紹介していきたいと思います。写真の掲載についてはご本人の了解を得ております。個人情報になりますので当人の許可なく転載を禁じます。