いま渋谷区では、「基本構想」という将来の渋谷区を展望したビジョンに基づいて区政を 進めています。そのコンセプトは「ちがいをちからに変える街。渋谷区」であり、 この 「基本構想」の中で、「子供は未来であり、保育はこの国の未来を育てること」と記しました。
渋谷区社会福祉事業団は、行政では手の届きにくい福祉の現場を担っていますが、保育の特色は、「公立」と「私立」の両方の良さを合わせ持っていることです。「公立」の良さは、質の高い保育の実践を通じて保育水準を引き上げていることであり、「私立」の良さは、最新の保育にチャレンジできる柔軟性があるということです。
「私立」の良さとして、事業団ではICTを活用した連絡帳アプリやベビーセンサーをスピーディーに取り入れるとともに、先駆的に応答的保育や異年齢保育を取り入れ実践している園の視察などを通じて、各園では「応答的保育」「異年齢保育」「環境整備」の3つを特色として掲げて保育を実践しています。
また、今年4月に開園した原宿こども園では、スポーツする機会を多く持つことを特色に取り 入れ、又、病後児保育も新たな事業として始めました。
子供の可能性を最大限に引き出す保育の仕事は、夢と希望のある誇り高いものです。
ぜひ一緒に仕事をして、渋谷の子供たちを育んでいきましょう。
社会福祉法人 渋谷区社会福祉事業団
理事長(渋谷区長) 長谷部 健